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職業訓練校でWEBデザインを学ぶ

そもそも職業訓練校とは

職業訓練校は、厚生労働省が支援している学校のことです。会社を辞めたことがない人は知らないかもしれません。勤めている人は雇用保険に加入していて、会社を辞めると次の就職に必要なスキルや技能の訓練を受けることができます。

あくまで失業している人を対象としているので、ハローワークを通じて申請することが前提です。

人気の職業訓練校は倍率が高く、テストを受けなければならないこともあります。ハードルが高くて面倒くさいという印象をもつかもしれませんが、職業訓練の最大のメリットは失業給付を受けながら勉強できるところ。

通常自己都合の場合は、失業給付を受けるまで3ヶ月の待機期間がありますが、その期間が短くなっていることも魅力の一つです。

条件が合えば、失業給付とは別に給付金を受けることができることもあります。同じ境遇の人と知り合えることもメリットの一つでしょう。

訓練学校には4つの過程がある

訓練学校の中には有料の普通課程、無料の短期課程、高齢者のための無料の課程、知的障害者のための無料の課程の4つがあります。

多くの方は普通課程に進まれるかと思いますが、こちらは平日昼間に普通の学校のようにしっかり学習するもの。期間は1年から2年です。無料の短期課程高齢者のための課程、知的障害者のための課程も昼間に授業が行われますが、期間は3ヵ月から1年間となっています。

今回はその中から、特にメジャーな有料の普通課程の科目についてお話しいたします。

普通課程の中にはエンジニアなどを目指すための機械関係、インテリアや建築関係のための建築・造園関係、コンピュータ系の電気関係、自動車塗装やパソコングラフィックを学ぶ塗装・印刷関係、web系の情報関係、アパレル系のファッション関係、さらにその他として環境分析科があります。

これらの中から自分の就職したい職業に関連する科目を選ぶことができます。

科目によっては年齢制限がある場合もあるので注意!

訓練学校の科目は、誰でも受講できるというわけではありません。多くの科目に「概ね30歳以下」という制限がかけられています。35歳程度までなら受講することが可能ですが、それ以降になると厳しいですので注意しておきましょう。

訓練学校では普通の学校のような生活を送ることになる

気になる訓練学校での生活ですが、基本的には普通の学校のようにしっかりと授業を聞くことになります。 1限から4限と受けたあと昼休憩を挟み、5限から8限までが終わると清掃、17時くらいには帰宅できる訓練学校が多いです。 訓練学校によっては年間イベントとして様々な行事が行われたり、展示会の見学に行くこともあります。

普通課程の訓練学校にかかる費用は12万円弱

普通課程の訓練学校に入学したあとにかかる費用は年間で118,800円となっています。前期、後期にわけて納金するので、一度の負担はそんなに大きくありません。また、事情によって授業料を支払うのが難しい場合は授業料の免除の制度もありますので、忘れずにチェックするようにしましょう。

無料課程の訓練学校に通う際も、テキスト代はかかります。また、交通費の他その間の生活費も余裕を持って準備しておいたほうがいいでしょう。 普通課程に通いながらアルバイトをするなど、他の収入を考えておくこともおすすめです。

訓練学校の期間1年から2年!

訓練学校に通う期間をあらかじめ確認しておきましょう。訓練学校の普通課程の期間はおおむね1年から2年となっています。 建築・造園関係、電気関係、塗装・印刷関係、情報関係、ファッション関係の科目はすべて1年で期間終了となりますが、機械関係のエンジニア養成科や自動車整備工学科などは2年の期間が必要となります。

入校するにはハローワークから直接申し込むのが一番手軽!

訓練学校の入校方法については、先にも触れた通り、ハローワークから直接申し込むことが前提です。郵送では受け付けてくれませんので注意しましょう。

入校を申し込む際には顔写真と入校選考料払込証明書が必要となります。選考料は1,700円。無料の訓練学校を希望する際はこの入校選考料は必要ありません。

書類を提出したら、選考が行われます。簡単な面接と筆記試験、学力検査があります。筆記試験は義務教育程度のものですが、学力検査は高校卒業程度の学力が必要となります。

有料の訓練学校の場合はこちらの学力検査が必要となることがほとんどですので、自信のない方はあらかじめ予習しておくことをおすすめします。

どんなことが学べるの?

最初に断っておきますが、Webの職業訓練校で勉強しても実務で働けるくらいの実力はつきません。しかし、いいきっかけにはなるでしょう。実際に何をどこまで学べるかは、学校や先生、そして時代によって違います。Illustrator、Photoshop、Dreamweaverなどの基本的な使い方を学びながら、HTMLやCSSなどのプログラミング言語を教材に沿って勉強していきます。

今は、Flashは勉強することはほとんどありません。学校の授業だけでは覚えきれないので、習得の程度は自宅でどれくらい勉強できるかにかかってくるでしょう。職業訓練校は、就職させることが目的なので、最初の1ヶ月目は社会人マナーや履歴書、職務経歴書の書き方などを座学で学びます。

2ヶ月目あたりから本格的に勉強しはじめ、3ヶ月目に実践として卒業制作、4ヶ月目に企業研修に行くというケースが多いようです。研修先は選ぶこともできますが、受け入れ人数が決まっているので希望がかなうとは限りません。

卒業後、就職は可能?

職業訓練校に通っただけで就職できることはほぼ不可能と考えておきましょう。Web制作会社は若い人か、即戦力となる経験者を求める傾向にあります。そのため、学校に行ったはいけれど、就職できずに全く違う職種に行ってしまう人も少なくありません。正社員にこだわらなければ派遣社員やアルバイトという方法もあります。

学校を卒業するまでに就職を決めるには、学校に通う前からどんどん応募するのがおすすめです。卒業してから動き始めるのでは遅いからです。このときは、採用を狙いにいくというよりは本番のための練習という気持ちで場数を踏むことにフォーカスしましょう。

場数を踏むことで、履歴書や職務経歴書をブラッシュアップさせることも期待できます。本気でwebデザイナーになることを考えるのであれば、職業訓練校には、企業とのパイプがしっかりあり、就職のサポートを手厚くしてくれる学校を選びましょう。

失業給付の対象になる公共職業訓練コースのある学校は、ハローワークで聞くのが一番ですが、あらかじめ厚生労働省のページからコースを検索しておくとスムーズです。大学や企業と提携しているコースもあるのかを事前にハローワークで確認してから、応募することをおすすめします。

通う訓練校のめどがついたら、実際に施設見学に行って学校の雰囲気を確かめましょう。事前の情報では分からない、使用するパソコンや設備の状況、建物や教室の様子を見てみましょう。職業訓練校は、何カ月も通う場所だからこそ、就職という目的を達成できるところを選びたいものですね。

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